酒田市議会 > 2019-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 酒田市議会 2019-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 酒田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成31年  3月 定例会(第1回)平成31年2月25日(月曜日)午前10時0分開会       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             出欠議員氏名      田中 廣議長         関井美喜男議長出席議員(26名) 1番   市原栄子議員    2番   齋藤美昭議員 3番   佐藤 弘議員    4番   進藤 晃議員 5番   佐藤伸二議員    6番   池田博夫議員 7番   冨樫 覚議員    8番   五十嵐英治議員 9番   斎藤 周議員   10番   江口暢子議員11番   武田恵子議員   12番   佐藤 猛議員13番   佐藤喜紀議員   14番   松本国博議員15番   安藤浩夫議員   17番   田中 斉議員18番   高橋正和議員   19番   田中 廣議員20番   関井美喜男議員  21番   後藤 泉議員22番   堀 豊明議員   24番   高橋千代夫議員25番   富樫幸宏議員   26番   後藤 仁議員27番   本多 茂議員   28番   小松原 俊議員欠席議員(なし)       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             説明のため出席した者丸山 至   市長         矢口明子   副市長須田 聡   上下水道事業管理者  田中愛久   総務部長梅木和広   危機管理監      阿部 勉   企画部長永田 斉   地域創生部長     桐澤 聡   市民部長菊池裕基   健康福祉部長     村上清明   建設部長中里智子   農林水産部長     阿部 武   会計管理者出納課長村上幸太郎  教育長        菅原司芝   教育部長伊藤 優   上下水道部長     五十嵐 武  上水道技監加藤 裕   監査委員       五十嵐直太郎 農業委員会会長高橋清貴   選挙管理委員会委員長 田村 章   総務課長池田里枝   財政課長       荘司忠和   企画調整課長中村良一   土木課長       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             事務局職員出席者渡部幸一   事務局長       土門馨樹   事務局長補佐佐藤 傑   議事調査主査     守屋 淳   議事調査主査議事調査係長庄司 豪   庶務係長       佐藤清彦   議事調査係調整主任元木一成   議事調査係調整主任  渡部千晶   庶務係調整主任土門春奈   庶務係主事       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議事日程議事日程第1号 平成31年2月25日(月)午前10時開議第1.会議録署名議員指名第2.会期決定第3.報第1号 専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)第4.報第2号 専決事項の報告について(平成30年度酒田市一般会計補正予算(第8号))第5.報第3号 専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)第6.議第1号 平成30年度酒田市一般会計補正予算(第9号)第7.議第2号 平成30年度酒田市風力発電事業特別会計補正予算(第2号)第8.議第3号 平成30年度酒田市定期航路事業特別会計補正予算(第1号)第9.議第4号 平成30年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第10.議第5号 平成30年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)第11.議第6号 平成30年度酒田市介護保険特別会計補正予算(第3号)第12.議第7号 酒田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部改正について第13.議第8号 酒田市国民健康保険条例の一部改正について第14.議第9号 酒田市過疎地域自立促進計画の変更について第15.議第10号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について第16.議第11号 酒田市道路線の廃止について第17.議第12号 酒田市道路線の認定について第18.議第13号 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を達成するための計画の変更の認可について第19.議会運営委員会委員の選任        -----------------------------             本日の会議に付した事件(議事日程のとおり)        ----------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開会 ○田中廣議長 おはようございます。 ただいまから平成31年第1回酒田市議会3月定例会を開会いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○田中廣議長 本日は全員出席であります。 直ちに本日の会議を開きます。 本日は、お手元に配付いたしております、議事日程第1号によって議事を進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員指名田中廣議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に     24番 高橋千代夫議員     25番 富樫幸宏議員     26番 後藤 仁議員 の3名を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会期決定田中廣議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員会において取り決められました結果の報告をお願いいたします。 議会運営委員会委員長、28番、小松原俊議員。 (小松原 俊議会運営委員会委員長 登壇) ◆小松原俊議会運営委員会委員長 おはようございます。 御報告申し上げます。 去る2月19日の議会運営委員会におきまして、本3月定例会の会期は本日2月25日から3月19日までの23日間と決定いたしました。 なお、細部につきましては、お手元に配付の日程表のとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○田中廣議長 お諮りいたします。 本定例会の会期は、ただいま議会運営委員会委員長より報告ありましたとおり、本日25日から3月19日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、本日25日から3月19日までの23日間と決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~報告事項田中廣議長 この際、御報告いたします。 去る1月29日、阿部ひとみ議員から一身上の都合により平成31年1月31日をもって議員を辞職いたしたい旨の願い出がありましたので、地方自治法第126条の規定により、同日、これを許可しました。 以上、御報告いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報第1号専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)外15件 ○田中廣議長 日程第3、報第1号専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)から、日程第18、議第13号地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を達成するための計画の変更の認可についてまでの議案16件を一括上程の上、議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市長提案理由説明田中廣議長 提案者の説明を求めます。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 おはようございます。 ただいま上程になりました議案について御説明を申し上げます。 報第1号については、平成30年7月27日に酒田市大宮町四丁目地内で発生した福祉乗合バスの運行中の事故に関する損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 報第2号については、名誉市民、故中村恒也氏お別れの会実施等に伴う経費、今冬の除雪経費及び出羽遊心館冷温水発生機更新経費を計上することについて、市議会を招集する時間的余裕がなく、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 報第3号については、平成30年5月25日に眺海の森さんさん駐車場内で発生した側溝の鉄製蓋による物損事故に関する損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 議第1号については、一般会計予算を16億3,635万1,000円増額し、予算総額を553億9,030万5,000円とするものであります。 このたびの補正は、決算見込みによる事業費の調整、国の補正予算に伴う補正及び歳入歳出決算見込みにより生じた財源を後年度の財源不足に備えようとする基金積立金の増額が主なものであります。 総務費においては、歳入の増加分及び事業の決算見込み等により生じた財源を財政調整基金等に積み立てるため基金管理事業費を、また、感謝事業実施によるふるさと納税寄附金の増に伴い、ふるさと納税推進事業費をそれぞれ増額しております。 民生費では、決算見込みにより児童手当扶助事業費を減額し、障がい福祉サービス給付事業費及び保育所等入所扶助事業費をそれぞれ増額しております。 衛生費では、決算見込みにより酒田地区広域行政組合分賦金及びごみ処理対策事業費をそれぞれ減額し、診療所管理運営事業費及び地方独立行政法人病院事業運営費負担事業費をそれぞれ増額しております。 労働費では、土地開発基金で先行取得した用地を一般会計で買い戻すために、まつやま会館駐車場用地取得事業費を新たに計上しております。 農林水産業費では、決算見込みにより経営体育成支援事業費及び産地パワーアップ事業費をそれぞれ減額し、国の補正予算に伴い担い手確保経営強化支援事業費を新たに計上し、土地改良負担事業費及び地籍調査事業費をそれぞれ増額しております。 商工費では、決算見込みにより中小企業融資資金貸付事業費を減額し、国の補正予算に伴い、プレミアム付商品券事業費を新たに計上しております。 土木費では、決算見込みにより大規模建築物耐震改修支援事業費を減額し、国の補正予算に伴い、県施行街路整備事業費を増額しております。 消防費では、決算見込みにより酒田地区広域行政組合分賦金を減額しております。 教育費では、決算見込みにより松山小学校改修事業費等を減額し、国の補正予算に伴い、学校空調設備整備事業費を増額しております。 災害復旧費では、県施行傾斜地崩壊対策事業負担金の確定に伴い、公共土木施設災害復旧事業費を増額しております。 公債費では、後年度負担の軽減を目的に、市債の繰上償還を実施するため公債費元金を増額しております。 歳入では、市税、地方消費税交付金国庫支出金寄附金及び市債をそれぞれ増額し、額の確定に伴い地方交付税を減額しております。 繰越明許費については、駅周辺整備事業など14事業を追加または変更するものであります。 地方債については、農林水産業事業費教育事業費災害復旧事業費及び臨時財政対策債の限度額をそれぞれ変更するものであります。 議第2号から議第6号までについては、いずれも各特別会計予算決算見込み事業執行に伴う補正であります。 議第7号については、介護サービス利用者権利擁護及び医療と介護の連携強化の内容を加えるなど、所要の改正を行うものであります。 議第8号については、国民健康保険法施行事務の処理に係る通知の廃止に伴い、所要の改正を行うものであります。 議第9号については、過疎地域自立促進計画を変更するため、議会の議決を求めるものであります。 議第10号については、飛島辺地に係る総合整備計画を変更するため、議会の議決を求めるものであります。 議第11号及び議第12号については、酒田駅前地区第一種市街地再開発事業国道等道路事業に伴う周辺路線の再編を行うため、市道路線を廃止及び認定することについて、議会の議決を求めるものであります。 議第13号については、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を達成するための計画の変更を認可することについて、地方独立行政法人法第83条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○田中廣議長 休憩いたします。 午前10時20分再開いたします。   午前10時12分 休憩 -----------------------   午前10時20分 再開
    田中廣議長 再開いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案に対する代表質疑田中廣議長 これより質疑を行います。 通告がありますので、発言を許します。 ----------------------- △斎藤周議員質疑田中廣議長 9番、斎藤周議員。 (9番 斎藤 周議員 登壇) ◆9番(斎藤周議員) それでは、平成30年年度分の報第2号と議第1号について代表質疑を行います。 今回の第9号の補正予算の最大の特徴というか、これまでにない異例の特徴として、繰越金が750万円しか計上されていないということであります。そして、繰越金は全て計上したということでありました。 となると、この1年間何に繰越金が使われたのか気になってくるのであります。本年度1年間の補正予算の中で最も多く繰越金が計上されたのは、昨年の12月議会のときの2億500万円であり、そのうち保育所運営費国県負担補助金が確定したことから1億2,200万円を償還金の財源として使われていましたし、ふるさと納税報償金としても1億1,000万円使われました。次は、同じ昨年12月議会で追加された人事院関係で1億2,500万円を使い、そして、今回の補正予算第8号で除雪関係に1億2,000万円を専決し、ここ数カ月で5億円近い繰越金を使ったのであります。 そして、本年度の繰越金の使い方の最大の特徴は、災害復旧費として繰越金を使ったことであります。昨年の8月に専決された補正予算は5,500万円で、豪雨災害復旧費の中で酒田市の負担が5,500万円でありました。また、やはり昨年の9月に議決された補正予算繰越金2,600万円のうち豪雨災害復旧費市負担分として約600万円、2つの豪雨災害復旧費に6,000万円の繰越金を計上し、除雪経費を含めて自然現象から市民生活を守るために2億円近い繰越金が使われたのであります。これはかなり大きかったのではないかと思われるのであります。 昨年の12月の総務協議会だったと思いますが、繰越金が1億数千万円しかないということが報告され、除雪経費が足りなくなった場合は財政調整基金に手を出さざるを得ないということが言われました。 この1年間、一般会計補正予算には賛成してまいりましたので、今さら使途についてとやかく言うつもりはありません。しかし、気になるのが、この1年間、豪雨災害の復旧のために酒田市が負担した6,000万円分、国から何らかの補填はないかということ、また、除雪経費について、雪のシーズンも終わりに近づいているのでよかったものの、今回の酒田市のように繰越金が底をつきつつあり、専決後も大雪が何日も続いて、実際、財政調整基金に手を出さざるを得ないという財政状況の自治体に対して、国から除雪に関する何らかの支援はないのか、そして、昨今、夏場の雨の降り方や冬場の雪の降り方は、短時間で集中的に降ることで災害をもたらす実態となっており、その都度、自治体の持ち出しでは、地方の財政がもたなくなるのではないかと思うことから、国・県に対して災害復旧交付金のような制度を立ち上げて、地方の財政負担をなくすという制度を求める考えはないのか、3点について所見を伺っておきます。 それから、もう一つとして、ふるさと納税報償金のために繰越金を使い、酒田市の財政にどのような好転をもたらしたのか、結局のところ、単に繰越金を食い潰しただけではないかと思われますので、あわせて所見を伺います。 最後に、8号について伺います。 これはあくまでも私個人の感想ですが、今シーズンは当初は除雪車が頻繁に走るほどの雪ではなかったが、1月に入って集中して雪が降った感じを受けています。特にひどかったのが、1月24日夜半から25日早朝の間に相当の積雪がありました。私はわけがあって25日朝3時20分ごろ、自分の車に積もった雪を払って、4時前にもう一度車の雪を払いました。そして、市道、県道、国道、市道と車を走らせましたが、県道と国道は午前4時前にもかかわらず見事にきれいに除雪されていました。ところが、市道については除雪車が走った形跡がありませんでした。私はそのときに思わず、繰越金が1億数千万円しかなく、除雪経費が足りなくなった場合は財政調整基金に手を出さざるを得ないということを思い出し、ひょっとしたら、多少の雪が降っても除雪車は走らせないようにという指示を業者に出したのではないかと思ったのであります。 1月31日に1億2,000万円の除雪経費を専決処分したということは、当初想定していた積雪量なり、除雪車の稼働時間なりが多かったからだと思いますが、客観的に今シーズン積雪量なり除雪車の稼働時間なりが昨年比と平年比でどうだったのか伺って、1回目の質問を終わります。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 斎藤周議員代表質疑でございますが、私からは、最初の議第1号平成30年度酒田市一般会計補正予算(第9号)に関する質問、4項目ほどございましたので、そちらのほうに御答弁を申し上げたいと思います。 まず最初に、豪雨災害等に関連して、8月の専決、そして、9月追加補正で約1億円ほどの繰越金を活用したわけでありますけれども、この繰越金の使用に対して、国から何らかの補填はないのかというお尋ねでございました。 今年度に、突発的に発生した大雨災害に対応する本市の予算措置に対しては、特別交付税で一部財政措置がなされております。 通常、特別交付税は御案内のとおり12月と3月に交付をされます。今年度の12月交付分は、12月12日に3億9,183万8,000円が交付されましたけれども、そのうち大雨の災害分については3,378万2,000円となっているところでございます。 次に2つ目、除雪の対応についてということで、今年度のように繰越金が底をつくような場合に、財政調整基金の取り崩しを行わなくても済むように、国からの支援はないのかというお尋ねでございました。 全くその点に関しては私も同じような期待を持っているところでございますけれども、国が災害や豪雪などで激甚災害の指定を行った場合には、地方財政負担の緩和ですとか被災者に対する特別の助成等がございますが、それ以外の場合は、さきに述べたように特別交付税による交付やその前倒し交付等があるのみでございます。 昨年度、平成29年度、冬の大雪があったわけでございますけれども、平成29年度については当初予算と補正で2回の専決がございまして、4億6,300万円ほどの除雪費用がかかっているわけでありますけれども、特別交付税月交付分が約10億9,000万円あったわけですが、そのうち2億3,000万円が2月に前倒し交付となっております。除雪費の約半分については3月に先立って2月に交付されているというところでございます。 こうした状況も踏まえますと、現実的には、繰越金がなくなれば、やはり足りない分については基金から繰り入れをするしかないと、このように理解をしております。 次に3点目として、災害復旧交付金のような制度の創設を国・県に要望していく必要があるのではないかというお尋ねでございました。 災害対応に係る国の補助金を得るには、個別の被災箇所を市独自で調査した上で、国の補助採択可能な箇所を県と現地調査をして、選別した箇所に係る設計業務について外部委託を行って、その後に補助申請、国の現地査定までおよそ2カ月から3カ月の時間を要することが通例でございます。 また、そのほかには、交付税措置のある災害復旧事業債の活用ですとか、これもさきに述べましたけれども、特別交付税による支援があるわけであります。 議員からの御提言は、スピード感ある国の支援制度の創設をという趣旨だと理解をしておりますけれども、そのような交付金が創設されたとしても、その引きかえとして特別交付税が削減される可能性もなくはないのではないかなと、このように考えております。 そういう意味では、この災害復旧交付金、御提言の災害復旧交付金の制度、この内容についてもうちょっと詳細に勉強する必要があるのかなとは思いますけれども、特別交付税措置に加えて、新たな支援措置ということであれば、国への要望、あるいは県への要望をする意味もあるのではないかなと、このように考えております。 ただ、特別交付税にも国全体の総額の枠があるということですとか、その交付の内訳などが公表されていない部分がありまして、その透明化ということについても一定の課題があるのではないかなと、このように考えております。 御提言の新しい制度、これにつきましては、その内容も含めて、国からどういう支援措置を構築していただければいいのか、その内容を少し研究をさせていただいて、必要があれば、全国市長会等を通じて国、あるいは県の市長会を通じて県のほうにも要望をしていければと、このように考えているところでございます。 最後に4点目、ふるさと納税本市財政にとってのどのような好転をもたらしているのかというお尋ねでございました。 ふるさと納税制度自体については、本市財政への効果としては、大きく4つほどあるのかなと考えております。 1つは、やはりふるさと納税に係る返礼品、この返礼品を生産している地元の企業があるわけですけれども、その返礼品の売り上げによりまして、市内事業者の所得が向上して、そのことが市の税収増に結びつくということが、まず1つ目の効果ではないかなと、このように思っております。 それから、2つ目としては、本市の物産ですとかさまざまなサービスに関してのPR媒体としての機能を、このふるさと納税制度自体が持っていると、全国的に情報を発信することができるということがあるのではないかなと、納税以外でも物が売れたり、さまざまな経済的効果を期待できるものではないかなと思っております。 そして、3つ目として、そういったPRを通じて、酒田に行ってみたいとか、そういう交流人口の呼び込みにつながることで、これまた経済の地域循環に結びつく要素になるのではないかなと、このように思っております。 そうした中で、4つ目、最後ですけれども、市財政への直接的な反映としては、寄附金を原資としたさかた応援基金を創設して、財源として活用しているということが挙げられるのではないかなと思います。その際は、ふるさと納税寄附者に、なぜ酒田市を応援するのか、寄附金は何に使ってほしいのかなど、寄附者の意向を伺っておりまして、その意に沿った事務事業の財源として活用できていると、このように考えております。 ちなみに、3月補正予算を議決いただいた後の今年度のふるさと納税寄附金額の累計でありますが、12億4,000万円と見込んでおります。そのうち市財政に留保されるのは、寄附金がふえればそれに伴う返礼品代金の増もありまして、寄附金総額の2割程度ではないかなと見込んでおります。寄附金が大きく増大すれば、財政的には一定の効果があると、このように考えているところでございます。 私からは以上でございます。 (村上清明建設部長 登壇) ◎村上清明建設部長 私からは、大項目の1、報第2号専決事項の報告についてのうち除雪にかかわる件につきまして、今年度の降雪量除雪日数、除雪時間など、客観的な状況をお答え申し上げます。 今年度の降雪量除雪日数、除雪時間につきましては、昨年度専決を行った1月31日時点と比較しますと、降雪量は、本庁で昨年度133cm、今年度同じく133cm、八幡で昨年度203cm、今年度219cm、松山で昨年度263cm、今年度214cm。除雪日数につきましては、市街地で昨年度6日、今年度5日、山間部の多いところで、八幡地区で見ますと昨年度47日、今年度38日となっております。除雪時間につきましては、全体で昨年度1万315時間、今年度8,914時間。稼働費用といたしましては、全体で昨年度1億3,700万円、それから、今年度1億2,660万円であります。 昨年度と比較しますと、雪の量は同じ程度でありますけれども、気温が高く、降った雪が消えたりとの繰り返しで、稼働費用は昨年度より1割程度少なくなっていると見ております。昨年度は、1月26日に1億円、2月5日に6,300万円の専決をいただいております。 今年度の特徴といたしましては、昨年12月8日に40cm、ことしに入って1月25日から26日に31cmと一度に降る雪の量が多く、除雪作業時間が長くなり費用を多く要していると思っております。 2月に入ってからは、2月8日の金曜日から2月15日の金曜日まで寒波は居座りましたけれども、降雪量が少なく市街地で除雪稼働もなかったことから、2月20日時点での除雪稼働費用は前年度より4割程度少ない状況であります。 2月20日時点で比較しますと、降雪量は、本庁で昨年度198cm、今年度161cm、八幡地区で昨年度279cm、今年度243cm、松山地区で昨年度410cm、今年度253cm。除雪日数といたしましては、市街地で昨年度12日、今年度5日、山間部の多いところの八幡で昨年度66日、今年度47日。除雪時間は、昨年度1万7,836時間で、今年度は1万237時間。稼働費用は、昨年度2億3,533万9,000円で、今年度は1億4,498万円ということになっております。 2月20日時点での除雪対策事業費は、予算額4億4,050万円に対しまして執行予定額は3億7,350万円ということで、残額6,700万円となっております。 私からは以上でございます。 ◆9番(斎藤周議員) 今回の補正予算というか、繰越金が全体として1年間さまざまな要因で使って、750万円しか計上されていない、繰越金は全て使ったということで、それで、先ほど、災害についてはもう少し勉強して、どういうものがあるのかということで、特別交付金交付金、この辺のバランスを見てということでしたので、ここは、というのは、やはり最近の雨の降り方、雪の降り方は、例えば側溝だと1時間に55mmの雨が降っても耐えられることになっているんですけれども、1時間じゃなくてもほんの数分の間に集中的に降るという。そのたびに一般財源、繰越金を投入してやっていたのではことしどうなるかわかりませんし、この温暖化の中で、降り方が亜熱帯地方のような雨の降り方をするということで、そのたびに、後で財政措置は何か三千何百万円あったみたいなんですけれども、そのときそのとき自治体で払わなきゃならないのかというのが、ちょっと1年間見てきてそういう感じがして、結局繰越金を取り崩すということで、結果的に700万円しか、3月、なくなってしまったという、ちょっとそういう思いがあったものですから質問をしてみたんですけれども、その辺はいろいろ検討していただいて、勉強していただいて、もし、これなら特別交付金との関係で大丈夫だというのがあれば、国のほうに要望していただきたいという、これは意見として述べておきたいと思います。 それで、ふるさと納税、特には否定はしませんが、補正賛成しましたので、とやかく今さら質問はしません。 先ほど、ふるさと納税の効果①、②、③、④、これはわかります。ただ、これは、後々に別の形で来るもので、じゃ、今回の補正にどう好転したのとなったときに、どうなんだろうなと。確かに、歳入のほうにふるさと納税3億4,000万円あるので、これが好転ですよと言われれば、なるほどなと思うんですけれども、ただ、平成26年から平成29年度の繰越金がどのぐらい入って、そして基金をどれだけ積んだかというのをちょっと平均してみたんですけれども、3月補正で歳入のほうに繰越金を入れているのが、大体平均、この4年間で7億3,600万円なんです。基金に出ていくのが17億3,000万円ぐらい、この4年間の平均なんです。それに比べると、ことしはどうなんだろうねということなんです。 ふるさと納税が3億4,000万円あったのでこれだけで済んだという見方もあると思いますけれども、それだけ繰越金で歳出として報償金で出したのであれば、平年並みぐらいの3月補正があれば、なるほどなと、こういう効果があるのかなと思っているんですけれども、なかなかそうはなっていないということもあって、この辺は質問したので、これは私の意見ということで述べておきます。特に今回の補正とは直接関係ないので、これは意見ということで述べておきたいと思います。 それで、平成31年度への、平成31年度なのか、まだ元号が決まっていないので2019年度となるか、これ、繰越金どのくらい見込んでいるのか、その辺、お聞きしたいと思います。 それから、やはりこういう状況が続くと財政が大変になってきますので、今後、公共事業のあり方、特に箱物の建設のあり方を見直していく必要があるのかなと思うんです。あと、予算化になっている、事業が進んでいる箱物についてはやむを得ない部分があるんですけれども、特に個別の名前は挙げませんけれども、今、計画している、しようかなという箱物については、中止も含めて大胆な見直しをしていかないと、財政がもたないのかなという感じを受けています。この辺だけは所見を伺っておきたいと思います。 それから、除雪の、これ、2問目で8号の除雪費の専決した執行状況、どんなですかと聞こうということで思ったんですけれども、答弁があったので、これはこれで受けとめておきたいと思います。 以上です。 ◎田中愛久総務部長 2問目で、来年度の繰越額がどのくらいになるかというお尋ねがありました。 まだ年度が終わっていませんので額は確定はしておりませんけれども、今年度の状況からすればかなり厳しい状況なのかなとは一定程度考えております。 それから、建物の件のお話もありました。計画的にしていくものについては、さまざまな財政的な支援、補助等も活用しながらいきたいと考えておりますし、現在ある建物にかかっている経費についても、やはりだんだん抑えていく必要があるのかなと考えておりますので、全体的の中で計画していきたいと考えております。 ○田中廣議長 以上で通告による質疑は終了いたしました。 これをもって質疑を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議会への報告 ○田中廣議長 ただいま議題となっております日程第3、報第1号専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)及び日程第5、報第3号専決事項の報告について(損害賠償の額の決定)は、地方自治法第180条第2項の規定に基づく議会への報告でありますので、御了承願います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △常任委員会議案付託 ○田中廣議長 日程第12、議第7号酒田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部改正についてから、日程第18、議第13号地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を達成するための計画の変更の認可についてまでの議案7件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △予算特別委員会設置・議案付託 ○田中廣議長 お諮りいたします。 ただいま上程中の日程第4、報第2号専決事項の報告について(平成30年度酒田市一般会計補正予算(第8号))及び日程第6、議第1号平成30年度酒田市一般会計補正予算(第9号)から、日程第11、議第6号平成30年度酒田市介護保険特別会計補正予算(第3号)までの議案7件は、議長を除く25名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査願うことにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、報第2号及び議第1号から議第6号までの議案7件は、議長を除く25名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査願うことに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △予算特別委員会委員の選任 ○田中廣議長 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く25名の議員を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議会運営委員会委員の選任 ○田中廣議長 次に、日程第19、議会運営委員会委員の選任を行います。 お諮りいたします。 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、18番、高橋正和議員を指名したいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました18番、高橋正和議員議会運営委員会委員に選任することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○田中廣議長 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、次の本会議は2月28日午前10時から再開いたします。 御苦労さまでした。   午前10時50分 散会...